食育(正月飾り🎍、鏡餅)

米作りをした”稲”を使ってらいおん組さんが正月飾りを作りました。

まさか稲が『しめ縄』に変身するとは…!

「これはみんなが作ったお米の稲だよ!」と子どもたちに話すと、「そうなの!」と驚いていました。

折り紙で椿のお花、門松、人参を折ってもらい、お花のクラフトで自由に飾り付けをしてもらいました♪

シンプルに飾り付けをする子、ゴージャスに飾り付けをする子…

オリジナルの正月飾りを製作することができました!!

春から始まったお米作り…そして最後は縁起のよい『正月飾り』へと大変身しました。

 

また園を代表して鏡餅づくりにも挑戦をしたらいおん組さん。

鏡餅はどうして飾るのか」「鏡餅の由来」を給食の先生に教えてもらいました。

「神様がいるんだよね」と子どもたちなりに考えたことを発表する姿が見られ、日本の伝統行事への関心を深めていました。

お米ともち米の違いを見たり、実際に食べてみたり…「もち米の方が白いよ」「すごいモチモチになる」などと様々な発見をみんなで共有することができました♪

ボウルに入れたもち米を麺棒でついて柔らかくしていきました。「ぺったんこ!ぺったんこ!」「よいしょ!よいしょ!」と掛け声と共にもち米をつく姿はまるで小さな餅つき大会をしているようでした。

二つのお餅を組み合わせて、見事な鏡餅が完成しました。

食育を通して、沢山のことに触れることができ貴重な体験となりました!

ここで一つお正月ならではの可愛らしいエピソードを紹介します。

帰りの会で「おせちなるほどものがたり」という紙芝居を読みました。おせちはこうしてできたという話やおせちに入っている食べ物についてのお話です。あまり馴染みのない子がいたり、食べたことある!と言っている子がいたり…

まだ子どもたちにとっては少し難しいお話でしたが、真剣な表情で聞いていました。

そして夕方の自由遊びの時でした。一人の男の子と二人の女の子がおままごとコーナーで仲良くお料理をしながらお重に何かを詰めていました。

「何を作っているのかな?」と保育者も興味津々でした。

すると、「先生!!見て見て!おせちだよ~」と三人で嬉しそうに見せに来てくれたのです!

まさかおせちを作っているとは思いもしなかったので、驚いてしまいました。

夕方に読んだ紙芝居から、子どもたちなりに理解し、遊びへと繋げている姿が微笑ましく、子どもたちの世界は素敵な発想で溢れているのだなと感じることができた瞬間でした。