異年齢児との関わり

ある日の夕方、人気絵本「だるまさんが」を持っていた0歳児のお友だち。「んで(よんで)」と保育者に持っていく姿を見て、「ぼくが よんで あげるよ」と声が聞こえてきました。

家庭では、一人っ子や末っ子のお友だちも保育園では年下のお友だちがいるので、自然と関わり合える環境があります。
自分がお兄ちゃん、お姉ちゃんに優しくしてもらったことを「次は 自分も小さいお友だちにしてあげたい」と、やさしさのバトンを受け継いでいるように感じる姿が見られます。

「だ る ま さ ん が・・・ぺこっ」というセリフにあわせてお辞儀をしたり、「だ る ま さ ん が ぷっ」というセリフにあわせて、おしりを手で押さえたりする姿がありました。

同じように5人が集まり、こちらでも絵本の読み聞かせをしている姿が!
抑揚をつけたり、読み手によって変わる楽しさも感じているようでした。

子どもたちが年齢の枠を超えて相互に教え合い、学び合い、共に育ち合える環境を大切にしていきたいと改めて感じた場面でした。